1994-10-11 第131回国会 衆議院 予算委員会 第1号
当時、私は、群馬県内に八ツ湯ダム建設反対の運動がございました。これはイデオロギー的に反対したのではありません。やはり地域の農民の皆さん方が理解をして、そして賛成とは言わなくても、やむを得ないという形で、理解と協力のもとにこのダム建設は進めるべきだという趣旨で地域の皆さん方と一緒に運動いたしておりました。
当時、私は、群馬県内に八ツ湯ダム建設反対の運動がございました。これはイデオロギー的に反対したのではありません。やはり地域の農民の皆さん方が理解をして、そして賛成とは言わなくても、やむを得ないという形で、理解と協力のもとにこのダム建設は進めるべきだという趣旨で地域の皆さん方と一緒に運動いたしておりました。
○斉藤(節)委員 いずれにしても、何か税金が安くなるというのですけれども、H社の言う条件で試算されたものがありますけれども、試算してみますと、Aさんは、二億円のうち一億円をダム予定地を購入したとして、H社の所有地の八ツ湯ダム予定地を二千百七十三坪購入できるということになるわけです。これを自分の奥さんと長男、長男の嫁、孫、それぞれに三百坪ずつ相続するわけです。本人、自分は九百七十坪をもらうわけです。
最近では草木ダムの問題にしても、あるいは徳山ダムにしましても、一庫の問題にしましても、補償で相当時間がかかっているようでありますけれども、それにしてもこんなに八ツ湯ダムほど長くかかっちゃいないということもあると思いますので、ひとつそこら辺をできるだけ詳しく、最初からの、いままでの歴史といいますか、そういうものについてお答えをいただけたらありがたいと思うのです。
また、これは当然、大局的にはそういうお話でございますが、地域的に見ましても、八ツ湯ダムによって洪水がカットされた場合、群馬県内の延々流れております利根川本川筋、これの治水にも非常に役立つものでございますので、私どもとしては是が非でもこれを早期に完成したいという意思を持っておるわけでございます。